帽子についての思い出

帽子についての思い出

私は小さな頃から、帽子には個人的な思い入れがありました。
2004年に公開された宮崎駿監督の『ハウルの動く城』。物語に出てくる「ハッター帽子店」は、主人公が一人で切り盛りする、亡き父の残した帽子屋です。私はジブリ作品がとても好きだったので『ハウルの動く城』は何度も鑑賞し、そしてその中でも主人公が健気にお店を守る姿がとても印象に残っています。
そういった経験から、何となく帽子屋に対する憧れのようなものがありました。主人公の着ているお洋服も素敵だし。髪もいつもきれいに三つ編みがされていて、几帳面で素敵だなと子どもながらに思っていました。今回初めての企画が帽子の展示となり、そういった思い出から、懐かしみや憧れのような...何ともいえない、ノスタルジーな気分です。
JURIさんの帽子は、個性が光りながらも、どこかクラシックな印象。今でも自らの足を運び、一人一人の要望を聞いて注文を受ける、オーダー制作もされています。オーダーも受けてくれる帽子作家さんというのは、ほんとうに稀有です。
佇まいから、また作り方やお客さまへの接し方、そういったところに嶋さんの帽子作りに対する丁寧な姿勢が感じられます。
ひとつひとつにJURIさんの思いが深く感じられる帽子。岡山の方はもちろん、近隣の方にもぜひ直接手に取って見ていただきたい帽子です。

⌜JURI 大人と子どもの帽子展⌟

2024年7月13日(土) - 7月15日(月・祝)
7月19日(金) - 7月21日(日)
(7月13日の初日のみ嶋朱里さん在廊予定)
Back